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佐野元春がFacebookで共謀罪に反対を表明

現在国会で審議中の「組織犯罪処罰法改正案」について、佐野元春が自身のFacebook公式アカウントで反対を表明した。 佐野はアメリカの作家、スーザン・ソンタグの言葉を引用してアーティストの表現活動の危機を訴えた。

同案は思想や言論の自由を侵害するおそれがあるとして、一部の作家や漫画家、映画監督、ミュージシャンらが批判の声を上げているが、五大全国紙が行った世論調査では朝日新聞が拮抗している以外は軒並み賛成が反対を上回っている。

この改正案は各マスコミが『「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案』や『「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織的犯罪処罰法改正案』と表現するもので、略して表記する時は、案に慎重あるいは反対の勢力が「共謀罪」、賛成の勢力が「テロ等準備罪」と呼んでいる。 共謀罪は過去に3度国会に上程されたがいずれも廃案になっていて、今回は名称を変えているものの中身は以前とほとんど変わっていない。

時事通信は昨日夜に配信した記事で『成立が微妙な情勢になってきた。』と伝えた。