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朝日新聞デジタルに佐野元春が社会貢献賞受賞の記事【訂】

佐野元春が広島で開催中の平和イベント「ヒロシマ・ナガサキ ZERO PROJECT」において「ディスラプター・アウォード」を受賞し、28日に広島市中区にある「おりづるタワー」で開かれた式典でスピーチを行ったことを朝日新聞デジタルが伝えた。 文と撮影は松崎敏朗記者。

佐野はスピーチの中で、今年のノーベル平和賞の受賞が決定した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)について言及し、その功績を讃えながら、このところの日本政府の核廃絶への後ろ向きな対応を念頭に『日本のリーダーがお祝いのコメントを発信してほしい』と発言したという。

ディスラプター・アウォード(社会貢献賞)は、毎年春にニューヨーク市マンハッタンのトライベッカで開催される「トライベッカ映画祭」の部門賞のひとつで、『豊かな文化と最新のテクノロジーの融合から生まれる社会的な問題を解決するアイデアとそれを実行している人々を顕彰します』(DISRUPTOR HIROSHIMAのサイトから抜粋)というもの。

佐野のFacebook公式アカウントによると、受賞は5月に放送されたNHK BSプレミアムの番組『佐野元春ニューヨーク旅「Not Yet Free 何が俺たちを狂わせるのか」』が評価されたのきっかけであるとのこと。 同賞の授賞式が日本で開催されるのは初めてで、今回の受賞者は佐野を含めて7名(内 日本人は6名)いる。

【訂正情報 10/29】 今回、佐野元春が受賞したのは「ディスラプター・アウォード・ヒロシマ」という新設の賞で、これが第1回であるとのこと。 トライベッカ映画祭を主催するアメリカの財団「Disruptor Foundation」と「ヒロシマ・ナガサキ ZERO PROJECT」を企画したアメリカのNPO「1Future」が共同で制定したもの。

【訂正情報 11/9】 「DISRUPTOR HIROSHIMA」のサイトには7名の名前しか無いが、11月8日付けの朝日新聞 広島版朝刊によると受賞者は次の9名。 ウィリアム・ペリー(元米国防長官)、渡部朋子(NGO ANT-Hiroshima)、近藤紘子(平和活動家)、栄九庵憲司(デザイナー)、佐野元春(ミュージシャン・ソングライター)、井上恭介(プロデューサー)、藤元明(アーティスト)、安彦恵里香(ソーシャル・ブック・カフェ店主)、黒田征太郎(アーティスト)。