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MOTOHARU SANO & THE HOBO KING BAND
発売日 | カタログコード | 形態 | レーベル | (税抜)税込価格 | 備考 |
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2005.08.31 | The Sun Live At NHK Hall | iTMS | DaisyMusic | ¥1,500 | アルバム購入特典デジタルブックレット付き。バラ可、1曲150円。 |
2005.12.07 | POCE-3803 | CD | DaisyMusic | (1,905)¥2,000 | iTMS版に「月夜を往け」と「君の魂 大事な魂」の2曲を追加。さらに佐野の音声解説付き。 |
iTunes Music Store用のアルバム第2弾。 「THE SUN TOUR 2004-2005」からNHKホールでの最終公演の模様を収録したもの。 デジタルブックレットがアルバム購入特典となっているが、単純計算でアートワーク4点分のPDFファイルが150円ということになる。 無償配布でなくてもアルバム購買意欲に訴求できると踏んでの販売方法のようだが、この方法で特典と呼ぶことが一般的であるかどうか…。
このステージの模様は先に発売されたDVD「THE SUN LIVE and RECORDINGS」(6.22発売)にも収録されている。 既出のライブ音源を、たとえミキシングをやり直したとしても1曲単位が基本のiTMSで扱うことには疑問が残る。 それでも敢えて投入されたのだとすれば、iTMSにおけるとりあえずのラインナップの充実のためとかユーザーの反応を見るためとかの実験的要素が大きな理由ではないかと想像する。
CD版のリリースが発表されたのはiTMSでのリリースから2ヶ月足らずのこと。 Epicから発売されたシングル2曲がiTMS版に含められずCDには入るということは権利関係のせいであろうか。 CDで完全版が出ると判っていたならiTMSでは買わなかったという批判が一部ユーザーからあったが、独立レーベル+ネット配信は無計画な先走りを誘うほどにかつてないフットワークの軽さを実現したのだろう。 曲の合間に佐野自身の声で解説が入るというのも前例のない試みで興味深い。 焼き直しの印象を薄め、前出のDVDとの差別化をより鮮明にするための方策であったとしたなら、やはり本来的にこのアルバムのリリースは必然性に乏しい。