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「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」 初のSACD化

今年の3月にCD・Blu-ray・アナログレコードという各種形態で発売された「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition」が、Super Audio CDでも発売される。 1982年にリリースされた大滝詠一・佐野元春・杉真理によるユニットアルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」がSACD化(DSD音源化)されるのは初めてのことであり、佐野の楽曲がSACD化されるというのも初めて。

発売日は8月3日(水)、品番:SRGL-999、税込5,900円(税抜5,363円)。 初回版は『ナンバリングシール付きスペシャルスリーブ仕様』。 収録される曲目は1982年のオリジナルと同じでボーナストラックなどは無い。

SACDに採用されているファイルフォーマット「」はの一種で、現在主流のハイレゾである24bit/LPCMよりもアナログレコードに近い音が再現されると評価する人が多くいる。 今回の商品は片面1層の非ハイブリッドでDSD音源しか収録していない。 基本的には普通のCDプレーヤーやPCなどで聴くことは不可能で、SACD対応のプレーヤーが必要になる。

ソニーのニュースではSACDを「次世代CD規格」と謳っているが、規格化されたのは1999年と前世紀であり、関連特許の有効期限もすでに軒並み切れている。 この先、広く普及することはまず期待できない。

【追加情報 7/8】 フロントカバーが公開されたので画像を追加しました。